2010.07.04 Sunday
告白
監督・脚本:中島哲也原作:湊かなえ
出演:松たか子/木村佳乃/岡田将生
主題歌:Radiohead ”Last Flowers”
やっと念願の「告白」を観に行った。
場所は新宿ピカデリー。
早朝よりネットで予約するも、既に席は埋まりつつ。
スゴイ人気だ…。
それほど世間で話題になっているように思わなかったけど、観て納得。これは面白いわ!★★★★★
2009年本屋大賞を受賞した原作を、「下妻物語」
鮮やかでスタイリッシュな画になっているのだろう…と期待は高まる。
TVで宣伝を見る限り、中学校が舞台ということで金八先生的な犯人探しなのだろうか…?
違った。
冒頭、教室で騒ぎながら牛乳を飲む生徒達を、ゆっくりと捉えた映像にハッとする。
何か起こりそうな予感。
終業式後の教室で、1年B組は春休み前最後のHR中だった。「私の娘は、このクラスの生徒に殺されたのです。」担任の森口(松たか子)の突然の告白に騒がしかったクラスが静まる。「犯人は2人、その2人をA、Bと呼ぶことにします。」森口先生による復習が始まる。
少年法に守られている2人の犯人を、森口先生はクラスメイトの前で追い詰める。
殺すなんて生ぬるい。
ハリウッドでリメイクするそうですが、国民性の違いから、この陰険さが再現できるのでしょうか…。監督は、森口先生役にニコール・キッドマンを推してるみたいです。
この映画は、登場人物がそれぞれ独白する形をとっている。
当然、登場人物達は自分の立場、目線で語っていくのですが、真実かどうかは…。
観る人によって同調するキャラクターが違うと思いますが、私は立場上どうしても森口先生目線でしたね。13歳ってこんな感じだっけ…と振り返るも、のどかな田舎で自分がどんなだったかは思い出せず。
キャストは演技重視で選ばれたようですが、松たか子は上手いです。
木村佳乃のイキっぷりも最高でした。
好きです。狂った木村佳乃。主に叫び役でした。「キャーッ!」
岡田将生のダメダメ教師ぶりが笑えます。
インタビューで、オファーが来たとき生徒役だと勘違いしたと話していました。
中学生はキツいんじゃ…。カワイイ顔してますけどね。
委員長の美月と修哉の、淡く幼い恋が救いになりかけたのに、それも修哉の手によってブツッと終わる。大人と子供の間にいて、純粋で残酷な年頃なのかな。
直樹役の子は演技うまいですね。母親役の木村佳乃と張ってました。
原作は読んでいませんが、映画は原作を超えているんじゃないでしょうか。
美しくて斬新なカット、音楽、演出、今後の邦画を変えると言われる出来栄えでした。
救いのない物語ですが、観た後落ち込まない清清しさがあります。
主題歌は、Radioheadの”Last Flowers”。
”Last Flowers”は、2007年の発表当時のアルバム『In Rainbows』のオフィシャルサイト限定BOXでしか購入できなかった楽曲らしいです。
CDでの入手が困難だったらしいですが、「告白」で起用されたせいか『In Rainbows(2枚組)』




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